「アメカジって興味あるけど、正直どれを選べばいいのか分からない…」
「ジーンズって種類が多すぎて、見れば見るほど迷う…」
そんなふうに感じているなら、大丈夫。
僕も最初は、どこから手をつけていいのか分からなかった。
雑誌を見れば、知らないブランド名がずらり。
店に行っても、リジッドとかセルビッジとか専門用語だらけ。
「かっこいいけど…これは沼だ」と思っていた。
でも、あるとき“アメカジの師匠”みたいな人に言われた。
「まずは“型”を揃えればいい。ジーンズ、ブーツ、Tシャツ。これだけで立派なアメカジになるよ。」
この言葉が、自分のスタイルの原点になった。
この記事では、僕が本当に買ってよかったと思う
“アメカジの基本3アイテム”を紹介する。
遠回りせず、カッコいいスタイルを作るための“土台”になるアイテムばかりだ。
■ 1. リアルに育つ一本【ストレートジーンズ】

なぜジーンズから始めるべきか?
アメカジは、ジーンズ抜きでは語れない。
ジーンズは「服」ではなく「人生の記録」だと、今なら思う。
最初に僕が買ったのは、リーバイスの501。ノンウォッシュのリジッドモデル。
濃紺でゴワゴワ、履き心地もよくはなかったけど、それでも毎日履いた。
通学も、バイトも、デートも、ぜんぶそのジーンズ。
2ヶ月目くらいから、膝にヒゲが出始めたときの感動は今でも忘れられない。
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【育てるジーンズ入門】Levi’s 501の選び方と育て方完全ガイド|リジッド・色落ち・洗濯まで解説
ストレートを選ぶ理由
流行のスキニーやワイドも良いけど、最初に選ぶべきは「王道のストレート」。
無骨で、どんな靴やトップスにも合う。
アメカジの本質は“定番”をどう着こなすか、だからだ。
おすすめモデル
- Levi’s 501(リジッド)
→ 最初の一本にふさわしい。色落ちも自然で、アメカジの歴史そのもの。 - ジャパンメイドのセルビッジジーンズ(TCB・シュガーヒル・フルカウントなど)
→ 旧式織機で作られた生地は、とにかく味がある。エイジングの楽しさを知りたい人に。
💡初めての洗いは1ヶ月以上履いてからがおすすめ。
洗濯や干し方一つで、全く違う顔になるのが面白い。
■ 2. 一生モノになる【レザーブーツ】

僕も最初はスニーカー派だった。動きやすいし、手入れもいらないし。
でも、ストレートジーンズに合わせたときに「なんか足元だけ浮く」感覚があった。
そこで試しに履いてみたのが、レッドウィングの875。
…重い、硬い、でも“カッコいい”。
履いた瞬間に、「これは違う」と思った。
レザーがだんだん柔らかくなり、足の形に馴染んでいく感覚。
手入れすればするほど、革にツヤが出て、汚れさえも味になる。
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【REDWING875徹底レビュー】履き心地・手入れ・エイジングのリアル体験記
初心者におすすめの鉄板モデル
WHITE’S / WESCOなどの本格派もアリ
→ 上級者向け。価格は高いが、一生モノの相棒になる。
RED WING 875 / 8875(モックトゥ)
→ ブーツ初心者にこそ履いてほしい。ジーンズとの相性が完璧。
ブーツは「育てる楽しさ」がある
- ガシガシ履くことで出てくるシワや色味の変化
- 定期的にオイルを入れて、手入れする満足感
- 足に馴染んで“自分だけの相棒”になる感覚
履き始めは硬い。でも、それを乗り越えた先に“一生モノのブーツ”が待っている。
💡 最初は靴擦れに注意。厚めの靴下+インソールで調整しよう。
■ 3. 最初の一枚はこれでいい【手軽で着倒せる“無地T”】

高いデニムやブーツを揃えたら、お金が残らない?
でも安心してほしい。アメカジTシャツは、2,000円で充分にかっこいい。
重要なのは、
「厚さ」「耐久性」「シルエット」。
僕が最初に買ったのは、ユナイテッドアスレの4252。
最初はちょっとゴワつくけど、何度か洗ううちに馴染んでくる。
しかも、型崩れしないから、2年経った今も現役。
無地Tのポイントは「肉厚」「シルエット」「耐久性」
アメカジに合う定番ブランドを選ぼう。
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【保存版】無地Tシャツブランド比較|ユナイテッドアスレvsヘインズvsフルーツオブザルーム
■ おすすめブランド(すべて2,000円前後)
- ユナイテッドアスレ 5001 / 4252
→ コットン100%、厚手でヨレにくい。無地Tの定番。 - ヘインズ ビーフィーT
→ 名前の通り“分厚い”。着るほどに馴染んで、無骨な風合いに。 - フルーツオブザルーム
→ アメリカの老舗。カラバリが多く、ややルーズなシルエット。
💡 無地T × ジーンズでも、十分アメカジ感が出る。
さらにブーツを合わせれば、もう文句なし。
💡ポイント
・無地T × ジーンズだけでも“清潔感×無骨”でアメカジ感バッチリ
・コーデに困ったら「ジーンズ×Tシャツ×ブーツ」で即完成
・洗いざらしのTシャツが似合うようになる=カッコいい男の証
■ 最後に
アメカジの魅力は「時間をかけて、自分に馴染んでいく服」。
新品でも、ブランドものでもない。
“自分が着ることで、カッコよくなる”服たちなんだ。
この3つを揃えるだけで、すでにあなたのスタートラインは大きく変わっている。
✔ ただのTシャツが似合うようになる
✔ ジーンズに自分のアタリがつく
✔ ブーツが傷ついても、それが味になる
そんな変化を楽しめる男こそ、アメカジが似合う男だ。
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