無地Tシャツ、正直どれを選べばいいか分からなくないですか?
とくに「ユニクロ」と「ヘインズ」は定番中の定番。どっちも人気だけど、いざ買おうとすると「どっちが正解なの?」と悩む人、多いと思います。僕もそのひとりでした。
同じ“白T”でも、着心地・サイズ感・シルエットは意外と違います。しかも、選び方を間違えると「安っぽく見える」「すぐヨレる」なんて失敗も。
この記事では、20代の僕が実際にユニクロとヘインズの無地Tを着て・洗って・比べてみた結果を、リアルな目線でまとめました。
「コスパ重視派」「アメカジ好き」「とにかく一枚でキマるTシャツが欲しい」…そんなあなたの無地T選びに、きっと役立つはずです。
そもそも「無地T選び」で失敗する理由とは?

無地Tシャツってシンプルだからこそ、実は選び方が難しいアイテムなんです。理由は、見た目の違いが分かりにくく、パッと見で「これが良さそう」と買ってしまいがちだから。特に20代男子は、「安ければOK」「とりあえず無難そう」と深く考えずに選ぶケースが多い印象です。
でも実際は、生地の厚さ・首元の強度・洗濯後のヨレや縮みなど、見た目以上に“着たあと”の差が出やすいアイテム。しかも、シンプルゆえに“粗”が目立ちやすい。安い無地Tを選んで後悔するのは、そういった部分が原因です。
だからこそ、ちゃんと比べて、着てみて、自分のスタイルや目的に合った1枚を選ぶことが大切です。
ユニクロとヘインズの無地T、それぞれの特徴は?

【ユニクロ】コスパ最強のバランス型
ユニクロの無地T(特に「スーピマコットンT」や「エアリズムコットンオーバーサイズT」など)は、価格・質・デザインのバランスが非常に優れています。1,500円前後で買えるのに、生地感はしっかりしていて透けにくく、首元のリブも強くて長持ち。
また、トレンドに寄せた「ちょいゆるシルエット」が多く、今っぽく着こなせるのもポイント。万人受けする形なので、ファッション初心者や「とりあえず一枚でサマになるTシャツが欲しい」という人には間違いない選択肢です。
洗濯してもヨレにくく、毎日気軽にガンガン着回せる、まさに“日常の相棒”的存在です。
【ヘインズ】アメリカ生まれの風合いと無骨さ
一方、ヘインズの無地T(代表的なのは「ビーフィーT」や「パックT」)は、ユニクロとは一味違った魅力があります。特にビーフィーTは、しっかり厚手でガシッとした着心地が特徴。着ていくうちに生地が柔らかくなり、自分の体に馴染んでいく感覚がたまりません。
アメリカブランドらしい少し野暮ったい雰囲気が逆に“男らしい”とも言えますし、アメカジ好きにはどストライクなアイテム。新品のときよりも、何度も洗ってクタッとしてきた頃が本領発揮です。
ただし、サイズ感がやや独特で、首元が緩めなデザインも多いため、好みは分かれるかもしれません。
実際に着て比較!ユニクロ vs ヘインズの5つの違い

ユニクロとヘインズ、それぞれのTシャツを実際に着て、洗って、何度もコーデに取り入れてみた結果、はっきりとした違いが見えてきました。文章だけで伝えるよりも、比較表があるとより分かりやすいと思うので、まずはこちらをご覧ください。
▶ ユニクロとヘインズの無地T比較表
比較項目 | ユニクロ | ヘインズ |
---|---|---|
価格帯 | 約1,500円前後 | 約2,500円前後 |
生地の厚み | 中厚(透けにくい) | 厚手(ビーフィーTなど) |
肌ざわり | なめらか・サラッと | ガシッと無骨 |
サイズ感 | ややゆったりめ | やや短丈で肩幅広め |
首元の強さ | 強め・ヨレにくい | 緩め(パックTなど) |
洗濯後の縮み | ほとんど縮まない | 洗濯で1サイズ分縮む |
着こなしやすさ | 一枚でもインナーでもOK | 一枚で無骨にキマる |
おすすめの使い方 | 毎日の着回し・重ね着用 | 休日の一枚着・アメカジコーデ |
表を見てわかる通り、それぞれに長所があります。以下では、項目ごとにもう少し具体的に解説していきます。
① 生地の厚みと肌ざわり
ユニクロは「なめらかで快適」。エアリズムやスーピマコットンシリーズは肌ざわりが非常にやさしく、長時間着ていてもストレスがありません。一方のヘインズ(特にビーフィーT)は、最初はやや硬く感じるかもしれませんが、洗うほどに体に馴染んでいき、ヴィンテージ感のある風合いが出てきます。
② シルエットとサイズ感
ユニクロは「オーバーサイズ気味」なので、今っぽく着こなしたい20代にはちょうどいいボリューム感。逆にヘインズは、アメリカンサイズに近い設計なので、肩幅は広く、丈は短め。ジャストサイズが欲しい人はサイズ選びに注意が必要です。
③ 首まわりの耐久性
個人的に驚いたのはユニクロの“首元の強さ”。何十回洗っても型崩れせず、首まわりがしっかりしています。ヘインズはパックTになると首がやや緩めなので、ラフに着たい日にはぴったりですが、フォーマル寄りなコーデにはやや不向きかもしれません。
④ 洗濯後のヨレ・縮み具合
ユニクロはほとんど縮まず、洗濯後の形も安定しています。毎日洗ってガシガシ使いたい人には安心感があります。一方、ヘインズは初回〜3回目の洗濯で縮みます。特に乾燥機を使うとワンサイズ分は変わるので、購入時はサイズアップが前提。
⑤ インナーor一枚着としての見栄え
ユニクロは重ね着にも一枚着にも万能です。着るだけで清潔感が出るので、Tシャツ一枚でも“キマる”印象があります。対してヘインズは、やや無骨でラフ。まさに「一枚で男らしさを出す」ためのTシャツという雰囲気です。
20代メンズが選ぶならどっちが正解?

選び方のポイントは、自分がTシャツに何を求めるかに尽きます。
- 「何枚かまとめ買いして着回したい」「清潔感ある無地Tが欲しい」ならユニクロがおすすめ。
- 「育てる感覚を楽しみたい」「アメカジっぽく無骨に着こなしたい」ならヘインズがぴったりです。
また、以下のように“使い分け”するのも現実的でおすすめです。
- 普段着や重ね着用 → ユニクロ
- 一枚で存在感を出したい日 → ヘインズ
どちらも無地T界の優等生なので、「両方持って使い分ける」のが実は一番の正解かもしれません。
よくある質問|ユニクロとヘインズの無地Tに関するQ&A
Q. どっちの方が長持ちしますか?
ユニクロの方が安定して型崩れしにくく、初心者にも安心。ヘインズは“味が出る”方向の変化が魅力なので、どちらを“長持ち”と捉えるかは価値観によります。
Q. 汗ジミが目立ちにくいのは?
ユニクロのエアリズムシリーズは吸汗速乾で夏向き。ヘインズは厚手で汗を吸ってくれるけど、乾きは遅め。
Q. サイズはジャスト?それともオーバー気味?
ユニクロはゆったりサイズが多いので、ジャストで買っても“ちょうどいいゆるさ”。ヘインズは縮む前提でワンサイズ上を選ぶのが安心です。
結論|僕が選ぶのは「ユニクロ」
最初は「全部ユニクロでいいや」と思っていたのですが、ヘインズの無骨さにハマってからは、「このクタッと感、クセになるな…」と、休日はつい手が伸びてしまいます。
でも、今は乾燥機にかけてもほとんど縮まないユニクロのTシャツを着まくっています。
結局、Tシャツって“自分の気分”と“コーデの方向性”に合わせて選べるのがベスト。だから、無地Tも“1枚だけ選ぶ”というより、“目的別に揃える”ほうが満足度が高いと実感しています。
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