鏡を見るのが怖かった20代の自分へ──「自信ゼロ」だった男の始まり

20歳の時。大学に入ってすぐ、就活用の証明写真を撮った。
できあがった写真を見て、思わず目を背けた。
「なんだこの疲れた顔……。目が死んでるし、髪はぼさぼさ。なんでこんなに地味なんだ?」
当時はそれが“普通”だと思っていた。
むしろ、見た目を気にするなんてナルシストっぽくて恥ずかしいとさえ感じていた。
でもその無頓着さは、確実に自信のなさにつながっていた。
- 女の子に話しかけられない
- 人前で堂々とできない
- 服屋に入るのが怖い
何をするにも「どうせ俺なんか…」と卑屈になって、自己否定ばかりしていた。
だけどある日、ふと気づいたんです。
「何かを変えたいなら、自分を変えるしかない」と。
そして僕は、“見た目”に自己投資することを決意しました。
最初は半信半疑。でも服・髪・体の3つを変えていったら、気持ちも行動も驚くほど前向きになっていったんです。
【STEP①】服に自己投資したら、“他人からの評価”が変わった

まず最初に変えたのが、服装でした。
正直言って、ファッションの知識なんてゼロ。何を買えばいいのかもわからない。
「GUでいいや」「安けりゃそれでOK」──そう思っていた過去の自分。
でも、そんな服では“自分を表現できていない”ことに気づいたんです。
まずやったのは、InstagramとWEARで「かっこいい」と思った人のコーディネートを保存しまくること。
やがて、自分が惹かれるスタイルには共通点があると気づいた。
▼心惹かれたのは「アメカジ系」のシンプルかつ無骨な服
- 無地の白Tシャツ × 濃紺デニム × ワークブーツ
- チェックシャツ × チノパン × キャップ
- リーバイス501やREDWING875など、“長く育てられる服”
「着るたびに味が出る」「流行に左右されない」
そんな“時間とともに深まる服”に、誠実さや男らしさを感じた。
実際にアメカジを取り入れて大学に行くようになると、周りの反応が変わった。
女の子から「なんか雰囲気変わったね」と声をかけられたときは、本気で泣きそうになった。
ファッションが「自分らしさ」として他人に伝わる──それだけで、自分を認めてもらえた気がした。
「どうせ俺なんか」と思っていた頃にはなかった、“ちょっとした誇り”が、心の奥に灯りはじめた瞬間でした。
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【STEP②】髪に自己投資したら、“鏡の中の自分”が好きになった

見た目を変えるうえで、服以上に大きなインパクトがあったのが「髪型」でした。
どんなにおしゃれな服を着ても、髪が適当では清潔感が出ません。
実際、以前の僕は前髪を伸ばしっぱなしで、寝グセのまま学校に行くことも多かった。
自分の顔を直視できなかったのは、間違いなく“髪型のせい”もあったと思う。
ある日、Instagramで「メンズ専門美容師」の投稿に出会い、「この人なら信頼できそうだ」と感じて予約。
「アメカジに似合う髪型にしてください」とお願いすると、
顔の骨格・ファッションとの相性を見て、ツーブロック×ゆるめパーマを提案してくれた。
仕上がったあと、鏡を見たときの衝撃は今でも忘れない。
「これ…俺か?」
どこか自信なさげだった顔が、キリッとして見えた。
目元もはっきりして、表情が明るくなった気がした。
美容師さんに感謝しつつ、心の中では「自分をちゃんと扱ってよかった」と実感した。
髪型って、顔の印象を7割変えるとよく言うけれど、本当にその通り。
セットのために毎朝シャワーを浴びるようになり、スタイリング剤の使い方も勉強した。
それだけで、“自分に手をかける習慣”が生まれ、自信が育っていったんです。
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【STEP③】体に自己投資したら、“自己肯定感”が目に見えて上がった

服と髪が整ってきたら、自然と「体も変えたい」と思うようになった。
ただ、運動経験ゼロの自分にとって、いきなりジムに行くのはハードルが高すぎた。
だから、まずは自宅でできる筋トレから始めることに。
やったのは超シンプルなメニュー:
- 腹筋ローラー 10回 × 3セット
- 腕立て伏せ 15回 × 3セット
- スクワット 30回 × 3セット
最初はキツくて全身筋肉痛。でも、3日・1週間・1ヶ月と続けていくと、体に明らかな変化が現れた。
- 肩が広がって姿勢が良くなる
- 胸板がついてTシャツが似合う
- フェイスラインが少しずつシャープになる
見た目が変わると同時に、内面にも変化が起きた。
「自分って、意外とやればできるじゃん」と思えるようになった。
筋トレは、筋肉をつけるだけじゃなく“心の筋肉”も育ててくれる。
誰かに評価されなくても、「毎日頑張れた自分」を誇れることが、自己肯定感の核になっていったんです。
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【まとめ】20代の男こそ、「見た目」に自己投資すべき理由
世の中には「自己投資=スキル習得」だと考える人も多い。
でも、実際に自分の人生を大きく動かしてくれたのは、“見た目”への投資でした。
- 服を変えたら、他人の見る目が変わった
- 髪を整えたら、自分の顔を好きになれた
- 体を鍛えたら、自己肯定感が爆上がりした
この3つを同時に変えたことで、自信を持てるようになった。
そしてその自信が、行動力や人間関係、ひいては人生全体にまで好影響を与えてくれた。
自分の見た目を磨くことは、自分を大切にすること。
もし今この記事を読んでいる20代男子が、「何をすれば変われるのかわからない」と悩んでいるなら、
まずは「服・髪・体」──この3つから小さな変化を始めてみてほしい。
外見が変わると、不思議と心の景色まで変わってくる。
そして気づけば、数ヶ月前の自分とは別人のように前を向けるようになっているから。
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