朝が苦手。目覚ましを止めて、気づけばギリギリの時間。そんな自分に毎朝ちょっとだけ嫌気がさす──。
「早起きできる男って、なんか余裕あるよな」なんて思いながらも、気づけば今日も夜更かししている。そんな生活を繰り返していませんか?
実は、早起きできるかどうかは“意志の強さ”じゃありません。ちょっとした思い込みと、生活の仕組みを変えるだけで、人はちゃんと朝型になれるんです。
この記事では、「早起きが苦手な男の特徴」から、「夜型を朝型に変える具体的なコツ」まで、実体験ベースで丁寧に解説します。
朝に余裕ができれば、見た目もメンタルも、男としての印象も確実に変わります。
今日から1つずつ、試してみませんか?
なぜ早起きできない?男にありがちな“夜型あるある”

「朝が弱いのは生まれつきだから…」
そう思い込んでいる人、けっこう多いのではないでしょうか?でも実際は、生活の“クセ”が朝をつらくしている原因だったりします。特に男性に多い「早起きできないあるある」を紹介します。
① 寝る直前までスマホを触っている
寝る前にベッドに入ってから、こんな行動していませんか?
- SNSをだらだらチェック
- YouTubeを1本だけ…が30分コース
- ネットニュースやまとめサイトを無限スクロール
この“寝る直前のブルーライト”が、脳を「今はまだ活動時間だ」と勘違いさせてしまうんです。寝つきが悪くなり、結果として朝起きるのがつらくなる負の連鎖に。
② 二度寝前提のアラーム設定
「まず6時半に鳴らして…本番は7時」と、最初から二度寝ありきの目覚まし設定をしていませんか?これは体にも心にもかなりの負担。
- 眠りが浅くなり、日中に眠気が残る
- 「まだ大丈夫」と甘えるクセがつく
- 起きる時間が毎日バラバラになる
スパッと1回で起きられるように仕組みを見直すだけで、朝のダルさは激減します。
③ 平日と休日の生活リズムが崩壊
金曜の夜に夜更かしして、土日は昼まで寝る。その生活、毎週やっていませんか?
この「週末リセット癖」は、月曜の朝が地獄になる最大の原因です。
夜型生活が男に与える“地味に深刻”なデメリット

夜型の生活は、ただ「寝坊するだけ」では終わりません。日常のあちこちに“じわじわとした悪影響”を及ぼしているのです。
朝に余裕がなくなり、身だしなみが崩れる
- 髪型が整っていない
- ヒゲが剃れていない
- 服がシワシワ、コーデが適当
こうなると、見た目の印象が一気にマイナスに。
せっかく服にこだわっていても、「寝坊した人」感が出るだけで台無しになります。
日中のパフォーマンスが下がる
朝の寝起きが悪いと、午前中ずっと頭がぼんやりしたままになります。特に影響を受けやすいのは…
- 集中力
- 判断力
- イライラ耐性
「仕事中、なんか調子が出ない…」と思っている人は、実は生活リズムが原因かもしれません。
“だらしない印象”が定着する
人は見た目と所作で印象を判断します。
- 朝に慌ただしい=生活が乱れていそう
- 寝癖や遅刻が多い=自己管理できてなさそう
- 慌てて動く=余裕がない男に見える
こうした細かい点が、知らぬ間に「信頼されにくい男」になっている可能性も。
朝型に変えるために捨てるべき3つの思い込み

早起きが苦手な人が持っている“固定観念”を見直すことが、朝型になる第一歩です。
① 「自分は夜型体質だから仕方ない」
体質と習慣は別モノ。
確かに夜の方が集中できる人もいますが、それも単なる“夜型生活に慣れているだけ”の可能性が高いです。
実際に、以下のような工夫で朝型に切り替えられる人が大勢います。
- 起床時間を毎日一定にする
- 就寝前の光と音をコントロールする
- 朝に気持ちいい習慣を入れる
数週間あれば、脳は「朝型に合わせた体内時計」を再構築してくれます。
② 「寝る時間を早くすれば起きられる」
これもよくある誤解。
重要なのは“起きる時間を固定すること”です。
例えば、毎日6時に起きると決めたら、たとえ寝るのが遅くなっても6時に起きてください。そうすれば、自然と夜に眠くなり、生活が整っていきます。
③ 「気合いで起きればなんとかなる」
気合いに頼るのは三日坊主まっしぐら。
- 寝坊すると自己嫌悪になる
- 続かないことで自信を失う
- 結局、「自分には無理」と諦めてしまう
気合いよりも、「自動で早起きできる仕組み」を優先しましょう。
男でも無理なく続く!シンプルな早起き習慣5選

無理せず自然に朝型へ移行するには、「がんばらない工夫」がカギです。以下は、実際に効果があったおすすめ習慣です。
① スマホは寝室に置かない
- アラーム止めてそのまま布団の中…を防ぐ
- ブルーライトの影響を断つ
- ベッドを“寝るだけの場所”にすることで入眠しやすくなる
目覚ましはアナログ時計に変えるのも手です。
② “寝る準備”を習慣にする
- 寝る1時間前に入浴(38~40℃のぬるめ)
- 部屋を間接照明にして暗くする
- ストレッチや軽い瞑想で脳をオフに切り替える
眠る準備を「儀式化」することで、脳が自動的に“寝るモード”になります。
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③ 朝に小さな楽しみを仕込む
- コンビニで買ったお気に入りのパン
- 推しの音楽を朝だけに流す
- 朝の5分読書タイム
「これをしたいから起きる」があるだけで、寝起きのダルさが激減します。
④ 起きた直後のルーティンを固定する
- カーテンを開ける
- 顔を洗う
- 白湯を飲む
- ストレッチする
毎日同じ順番で行動することで、脳が「朝だ」と認識しやすくなります。
⑤ 外部の力を活用して褒めてもらう
- SNSに朝活報告を投稿
- 朝活仲間と報告し合う
- 目標を立てて「達成報酬」を用意する
自分以外の誰かに「継続を見られている」と感じることで、やる気が長続きします。
実際に早起きできた男のリアル体験談【1ヶ月の変化】

かつての僕は、完全に“夜型人間”でした。深夜2時に寝て、ギリギリに起きて、毎朝バタバタ。
「朝活なんて意識高い人の趣味だろ」と思っていたのですが、ある日を境に生活を変える決意をしました。
最初の1週間:地獄。でも、ここを超えたら変わる
最初の数日はとにかくキツかったです。
- 眠いし、頭が働かない
- すぐに布団に戻りたくなる
- 「なんでこんなことしてるんだ」と自問する
でも、ここで諦めなかったのは、「早起きして何をするか」を明確に決めていたからです。僕の場合は「朝にコーヒーをゆっくり飲みながら読書する」ことを楽しみにしていました。
2週目:朝の“静けさ”がクセになる
慣れてくると、朝の時間がとにかく心地よく感じるようになります。
- 電車や道路が静か
- スマホの通知も来ない
- 誰にも邪魔されない“自分だけの時間”
この“静けさ”が、予想以上にストレス解消になり、「もっと早く起きたい」と自然に思えるようになりました。
3〜4週目:見た目・メンタルに明らかな変化が
早起きによって、朝の支度に余裕ができた結果、こんな変化がありました。
見た目の変化
- ヘアセットに時間が使える
- 髭剃りをサボらない
- 服のコーディネートにも余裕が生まれる
「最近、なんか垢抜けた?」と友人に言われたのは本当に嬉しかったです。
メンタルの変化
- 朝に自分を整えられることで、自己肯定感が上がる
- 1日を“支配できている感覚”が出てくる
- イライラや不安が減る
そして何より、「自分で習慣を変えられた」という自信が、人生全体の軸になった気がします。
まとめ|早起きは“才能”じゃなく“環境と仕組み”
ここまで読んで、「やっぱり自分には無理そう…」と思った方もいるかもしれません。でも、安心してください。
早起きに必要なのは、根性でも意志力でもありません。必要なのは、次の3つだけです。
早起きを習慣にするための3ステップ
- 朝型になれない原因を知る
→ 生活のどこが“夜型”を作っているのかを見直す - 余計な思い込みを手放す
→ 夜型体質・気合い勝負などの幻想を捨てる - 仕組みで生活を整える
→ スマホの置き場所、ルーティン、外部の力などを味方につける
そして、完璧を求めなくて大丈夫です。
「まずは1日だけ早く起きてみる」でも十分なスタートになります。
朝が変われば、人生のスタート地点が変わります。
一歩先に動ける男は、それだけでカッコいい。
“明日ちょっとだけ早く起きる”。
その小さな選択が、未来の自分を変えてくれるかもしれません。
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